先日、人類で初めてブラックホールの撮影に成功したというニュースが流れ衝撃が走りましたね!
1916年アインシュタインが伝えていた相対性理論から100年以上の時を経て、ついに「相対性理論が正しかったと証明することができた」というのですからすごいですよね( ゚Д゚)
ブラックホールの証明はノーベル賞級とも言われてきたほどの難易度というものだとも!
そこで今回は、ブラックホールとは何なのか、どうやって撮影したのかなど、気になる疑問をまとめてみました(^o^)丿
目次
ブラックホールって何?いったいどんなもの?
ブラックホールと言えば身近なところで行くと、ドラえもんや銀河鉄道などアニメの中で「ブラックホール」という言葉が登場しその存在にについては予測されていましたよね!
そんな中で「宇宙にあって色々なものを吸い込んでしまい一度入り込んだら二度と出てくることができないもの」というイメージがありましたが、実際はいったいブラックホールって何なのでしょうか?
ブラックホール(black hole)とは、極めて高密度かつ大質量で、強い重力のために物質だけでなく光さえ脱出することができない天体である。
引用元:wikipedia
今回ブラックホールの撮影に成功した天文学者・本間希樹(ほんままれき)教授の発表によると、直径約1000億キロの大きさで周囲の温度は60億度以上にもなるというもの。
想像もつかないようなものすごいスケールの大きな存在ですね( ゚Д゚)
ブラックホール自体は小さな天体ですが、重力が強く物質だけでなく光も呑み込んでしまうのですが、中がどうなっているかはわからないものの出てくることは不可能だとも。
多くの謎に包まれていたブラックホールですが、ドラえもんで見聞きしていたイメージのものと、大体あっているようでした(^^)/
また、ブラックホールは地球から新幹線で200兆年かかる距離に存在していて、見えない宇宙の中でも究極に見えないものなのだそう。
では、見えないものをどうやって撮影したのでしょうか・・・。
ブラックホールはどうやって撮影された?
史上初、 #ブラックホール の撮影に成功!画像は、イベント・ホライズン・テレスコープ(#EHT)で撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ。詳細は #国立天文台 サイトにて https://t.co/kKsdtf5MTg #RealBlackHole pic.twitter.com/AelY0EnW0X
— 国立天文台 (@prcnaoj) 2019年4月10日
私の中では、実際にブラックホールというものが存在しているのかどうかもわからない曖昧なものとした位置づけでしたが、今回撮影に成功したというニュースで、本当にあったんだ!という驚きとともに、どうやって撮影したのかという疑問が湧きました。
ブラックホールは重力が強すぎて、光も吸い込んでしまうという性質から、ブラックホールそのものは見ることができないのですが、ブラックホールの周りにガスがあって、それが光を出すためブラックホール自身が黒い影が見えるというもの。
そこで、その影をとらえるべく研究を重ねて撮影に成功したというものです!
パラボラの大きいものほど遠くが見えるため、世界中の6か所に(チリ(2か所)、スペイン、ハワイ(2か所)、メキシコ、アリゾナ、南極)にある、口径15mという8つの巨大なレンズのない電波望遠鏡をつないで、仮想の超巨大望遠鏡を作り出して撮影したとのことです(*_*)
今回5日間の観測期間で撮影成功したということだったのですが、本当に素晴らしい偉業を達成してくださいました(*´▽`*)
また、プロジェクトには200人ものサイエンティストが協力し 観測から2年かかりデータの解析をし発表に至ったとそうです!
イベント・ホライズン・テレスコープ(#EHT)による #ブラックホール の撮影に関する、 #国立天文台 本間希樹教授のインタビュー。 https://t.co/7KrBEDSYtX#国立天文台 のプレスキット映像ページには本研究に関する様々な動画を掲載しています。https://t.co/EVTi54sZ17 pic.twitter.com/Y2HLz42z85
— 国立天文台 (@prcnaoj) 2019年4月11日
ブラックホールについての疑問
今回の #EHT による #ブラックホール の撮影成功について、簡潔に一枚にまとめた画像。詳細は #国立天文台 ウェブにて→ https://t.co/kKsdtf5MTg pic.twitter.com/Sba270xInY
— 国立天文台 (@prcnaoj) 2019年4月10日
ブラックホールが何なのかということが、なんとなくですが分かったところでいくつかの疑問がありますよね?
そこで、先日本間教授が「ワイドナショー」に出演された際に上がった様々な疑問と回答をまとめてみました!
- ブラックホールはいくつぐらいある?
- 核など地球で処理できないゴミをブラックホールに捨てるのは近い将来可能になる?
- 地球や宇宙をすべて吸い込んでしまうことはないの?
ブラックホールは1つだと思っていましたが、たくさんあるとのこと!
それゆえか、いつか人類がブラックホールに吸い込まれてしまう可能性もないとは言えないそうです。
ブラックホールが近くにあれば可能。
またブラックホールにモノを捨てると、同時にエネルギーが取り出せるため、発電ができエネルギー問題と環境問題が一平に解決することもできるとか。
ブラックホールが近くにあれば・・・ということですが、近づくとその重力で吸い込まれてしまうということなので、実際にはほぼ不可能に近いってことなのでしょうか・・・。
でも、もしいつかそれが可能な日が来たら問題解決できるので興味深いですね。
例えば、今あるブラックホールに捨てることができなくても、逆にブラックホールを作り出してしまうことなんかは出来ないのかな?と単純に思ってしまいました(^-^;
ブラックホール自体は小さな天体なので、宇宙を全て吸い込む事はないと語られていました。
地球からブラックホールまでの距離があまりに遠すぎて、まったくイメージがわかない世界の話ですが、とりあえず安心ですね(^-^;
今回撮影されたブラックホールの名前は?
史上初の撮影に成功したこのブラックホールですが、CNNによると、ハワイ大学のラリー・キムラ教授によって「Powehi」(ポウヒ)と命名されたそうです!
「Powehi」はハワイ語で「果てしない創造の装飾された暗黒の源」を意味する。キムラ教授によると、この言葉の語源は民話にさかのぼり、世界の創造を語る18世紀の歌で使われている。
引用元:スプートニク日本(https://jp.sputniknews.com/science/201904136125742/)
「果てしない創造の装飾された暗黒の源」の意味があって、世界の創造を語る18世紀の歌で使われている言葉とはなんとも深い!
なぜハワイ語が採用されたのかその理由は伝えられていないのですが、今回の撮影に使われれた8つの望遠鏡のうち2つがハワイに会ったことが関係しているのかもしれませんね(^_-)-☆
ブラックホールの正体や撮影方法・気になる疑問のまとめ
ブラックホールの撮影が人類で初めて成功し、日本人の天文学者・本間希樹(ほんままれき)教授がその発表をされ、日本中に歓喜の声が沸き上がりました。
実際に私は天文については全くわかりませんが、今までその存在を証明することができず、今回の撮影によってアインシュタインの相対性理論が100年を経て正式に証明されたというのだから、どれだけすごいかということは想像できます!
今回は画像でしたが、いつかブラックホールを動画で見ることができる日が来るかもしれませんね(*^^*)
謎に包まれたブラックホールの正体が今後の研究で明らかにされていくのも夢があり楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!