プレバトといえば、毎回各界の専門分野の先生から、挑戦した芸能人たちが査定を受けてランク付けされるという面白い番組ですよね!
中でも、俳句は夏井いつき先生のトークが楽しくて芸人さんたちもタジタジになってしまうほど。
4/18(木)のプレバトはそんな俳句のスペシャルで、全国トップレベルの高校生とおなじみの名人や特待生が俳句を競う「全国俳句強豪校vs名人・特待生!春の他流試合SP」として全国大会最多出場高校生が登場します。
どんな素晴らしい俳句が飛びたすのでしょうか?
目次
プレバト「全国俳句強豪校vs名人・特待生!春の他流試合SP」の内容は?
今回のプレバト「全国俳句強豪校vs名人・特待生!春の他流試合SP」に出演する芸能人は名人・特待生から、おなじみのメンバー梅沢富美男さん、村上健志(フルーツポンチ)さん、中田喜子さん、千賀健永(Kis-My-Ft2)さん、立川志らくさんが参戦。
対戦相手の最強高校生は、夏井いつき先生が選出した愛媛県立松山東高校文芸俳句部のみなさんが出場します。
愛媛県立松山東高校といえば、「俳句甲子園」全国大会最多出場校!
「俳句甲子園」は高校生の俳句日本一を決める大会で、プレバトの夏井いつき先生も立ち上げメンバーの一人ということもあり、プレバトメンバーが会場に出向いて優勝校との対外試合を行ったこともあります。
そこで今回は、逆に全国トップレベルの高校生をスタジオに招いて5対5の団体戦を行い、ジャッジは夏井先生が尊敬する日本を代表する3人の俳人決めるとのこと。
決戦を前に、芸能人チームは、
梅沢さん・・・プレバトチームは「名人ですから」
志らくさん・・・「俳句をやってる年月が違う」
中田さん・・・「私たちは夏井先生にビシバシ添削されてますから」
村上さん・・・「僕は絶対大丈夫」
千賀さん・・・「ここに来たことを後悔させてやりますよ!」
などと自信満々に話し、対する松山東高校チームは
「皆さんお強いので胸を借りる気持ちでぶつかっていく」
「春休みを返上して俳句を作ってきたので勝ちたい!」
と、謙虚な姿勢ながらも本気の勝負を挑む声。
今回のお題は「自動ドア」で各チーム1人ずつ俳句を披露していき、千賀健永(Kis-My-Ft2)さんも最強の高校生と対決します。
千賀さんは、自動ドアの写真から音楽に発想を飛ばした句を詠み、芸能人も高校生も最高傑作が飛び出し夏井先生も試合の展開に期待を寄せています!
プレバト「全国俳句強豪校vs名人・特待生!春の他流試合SP」の添削や結果は?
審査員には夏井先生が「私以上に言いたい事を言います」という俳句界の3人の先生(宇多喜代子先生、井上康明先生、高野ムツオ先生)が登場されました。
<第1試合>
花の夜や靴履き終えて無言の汝
フルーツポンチ 村上健志さん
春はひらく立ち止まること許されず
松山東高校3年 中山寛太さん
<判定>
27 対 28 ・・・ 勝者:松山東
<評価>
宇多先生:「村上さんは句がしゃべりすぎ。物語になりすぎ。中途半端で伝わってこない」
高野先生:「村上さんのは俳句としてしっかりできている。ストーリー性もギリギリのところで止まっている」
宇多先生と井上先生が高校生チーム、高野先生が村上さんを支持と意見が分かれました。
<第2試合>
「運命」のドア叩く音春疾風
Kis-My-Ft2 千賀健永さん
減便の航路の島々を躑躅
松山東高校2年 山内那南さん
<判定>
28 対 28 ・・・ 引き分け
<評価>
千賀さんはベートーベンの名曲「運命」に発想を飛ばした句を、山内さんはフェリーの自動ドアから島々の躑躅に思いを馳せた句を詠み、宇多先生と井上先生対高野先生で評価が分かれましたが、勝負は引き分けとなりました。
<第3試合>
退院の雲なき空やつばくらめ
梅沢富美男さん
春空やアポロの飛ばぬ半世紀
松山東高校2年 武田歩さん
<判定>
28 対 28 ・・・ 引き分け
<評価>
宇多先生と井上先生は「退院の気分がとてもよく出ている」と梅沢の句に10点満点でしたが、逆に高野先生は「梅沢さんの俳句はダメダメ。」「発想パターンが類想」「ツバメと取り合わせるのも常套手段。名人が作る俳句じゃない」と痛烈にダメ出しをして8点を付けて、結果引き分けに。
この様子に、夏井先生も梅沢富美夫さんにズバズバと意見する姿を見て「私ではない人間がおっちゃんを怒るのが爽快でした」と笑顔を見せる姿も(^o^)丿
また、夏井先生の査定はというと、「梅沢さんの句は身近な人生の感慨、武田くんの句は人類の壮大な感慨を詠もうとした。ものすごく対照的で評価が分かれて当然。私も五分五分だと思います」とコメントされていました。
<第4試合>
囀りを合図のごとく始発来る
中田喜子さん
春日のエンドロールや伊予灘線
松山東高校3年 森貞茜さん
<判定>
28 対 28 ・・・ 引き分け
<評価>
中田さん、森貞さんお二人とも比喩を使った対決でしたが、こちらの対戦も評価は宇多先生と井上先生対高野先生と別れて結果引き分けに。
1点差のまま大盛り上がりで最終対決を迎えました!
<第5試合>
自動ドア開けて子を追うシャボン玉
立川志らくさん
鉄塊の森の底飛ぶつばくらめ
松山東高校3年 小川一磨さん
<判定>
30 対 27 ・・・ 勝者:プレバト
<評価>
なんと志らくさんが3点差で勝利!
井上先生は「志らくさんの句は切れ端のような一瞬を捕まえて、いろんなことを想像させる。シャボン玉が『もっと遊ぼうよ』と子どもを追いかけているようで、テクニックがあって老練」とコメントされていました。
評価の前にはお互いの俳句を見たときの小川さんは志らくさんの句について「本当は誰かが前に立っているんだけど、シャボン玉自体がドアを開けたかのように詩的な詠み方になっている」という発言をし、名人たちもその鑑賞眼に驚いていました。
とてもいい勝負でしたが、総合得点は「141 対 139」でプレバトチームの勝利となりました。
プレバト「全国俳句強豪校vs名人・特待生!春の他流試合SP」のまとめ
プレバト「全国俳句強豪校vs名人・特待生!春の他流試合SP」はとても良い勝負で見ている私も、ハラハラそして先生によって評価もこんなに違うのだなと感じさせれました。
そして、さすが全国大会最多出場の高校生のすごさを思い知りました( ゚Д゚)
次回のプレバトも楽しみですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。