お役立ち・豆知識

日傘の効果で温度は変わる?色や素材による違いやおすすめの選び方を解説!

日傘って使っていますか?

日傘というと、紫外線対策で使うものというイメージが強いかもしれませんが、最近では環境省が、熱中症対策として、男性にも日傘を使うことを推奨しています。

また、実際にも男性用日傘の売り上げも急増しています。

でも、本当に日傘に効果はあるの?そんなに効果はないんじゃない?と思っている方もいるかもしれませんね。

そこで今回は日傘の効果による温度や、色や素材による違い、おすすめの選び方についてまとめてみました!

目次

日傘による温度の効果について

日傘は紫外線対策で使う方が多かったと思いますし、私も紫外線対策で使っていたものの、日傘を使うと気のせいか涼しく感じると以前から思っていました。

ですが、特に最近になって熱中症対策に日傘を使うことを推奨されるようになり、調べてみるとやっぱり日傘の効果で温度差があることがわかりました。

日傘による温度の効果ですが、日傘を使うことで直射日光を避けることができるため、日陰にはいっているのと同じことになり、体感温度を下げる効果があります。

日傘を使用することによって、全身の体感温度では1~2度、頭部の体感温度ではなんと4~9℃も低下するとされています。

4℃~9℃って相当な温度差ですよね!

日焼け防止による紫外線対策としての日傘ももちろんですが、温度や熱中症対策としても日傘は確実に効果を発揮しているのですね。

特に日中に長時間外にいる場合には、日傘は必需です(^^)/

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日傘の色や素材による違いやおすすめの選び方

日傘の効果として温度を下げてくれることがわかったところで、次は日傘の色や素材による違いやおすすめの選び方について解説します。

日傘を使う目的が、紫外線対策での日傘の場合と、暑さ対策での日傘の場合の選び方のポイントには少し違いがあります。

まず、日傘を選ぶ場合に注目して欲しいのは、日傘の生地の厚さと遮光率・UVカット率(紫外線遮蔽率)です。

この日傘の生地の厚さと遮光率によって、紫外線対策として日傘を選ぶのか、暑さ(熱中症)対策として日傘を選ぶのかが変わってきます。

遮光は、可視光線(目に見える光)を遮るという意味で、UVカットとは紫外線を防ぐというものです。

また、上からの紫外線や日差しだけでなく、下からの照り返しの紫外線や熱にも影響を受けていますので、表側(外側)だけでなく内側の色やコーティングも日傘を選ぶ際の大切なポイントです。

暑さ(熱中症)対策で日傘を選ぶ時

暑さ(熱中症)対策で日傘を選ぶ時に、重要なのは遮光率です。

遮光率が高い程影が濃くなるので、涼しさを感じます。

遮光率にこだわったコーティング日傘も販売されていますので、真夏など炎天下で使用する場合にはそういったものを選ぶのがおススメです!

日傘と言えば黒というイメージが強いですが、暑さ(熱中症)対策としての日傘の場合は、白やシルバーなどの色を選ぶことで熱を反射し生地の温度上昇を抑えることができます。

また、厚い生地だと熱を吸収しやすく傘が熱くなることで内部にも熱がこもりやすいので避けた方が良いかもしれません。

紫外線対策で日傘を選ぶ時

紫外線対策で日傘を選ぶ際は、UVカット率(紫外線遮蔽率)に注目することが大切です。

UVカット率(紫外線遮蔽率)とは『どれだけ紫外線をカットできるか』という日傘を選ぶ基準となるもで、日焼け・シミ防止なら紫外線カット率の高いものがいいです。

そして、日傘を紫外線対策で選ぶ場合におすすめの色は、やっぱり黒色です。

ほとんどの日傘はUVカットのために薬品を表面に塗っていますので、最初のうちは、どちらの色の日傘でも紫外線カットの効果にあまり違いはないと言われていますが、UVカット加工は時間ととともに効果も落ちていき、効力が薄れていきます。

そういったことからも、黒色のほうが紫外線吸収効率が良いですし、照り返し対策からも黒色のほうが良いと考えられますが、見た目にもこだわって色を選びたいという場合は、日傘の寿命(効果が薄れる)前に新しいものに変えていくようにすることが大切ですね。

また、日傘の生地については、先ほどの暑さ(熱中症)対策と反対に、厚い方が紫外線を通しにくいので厚手のものがおすすめです。

さらに、紫外線対策として考える場合は、UVカット率が高ければ高いほど良いことに違いはありませんが、下からの照り返し対策には日傘だけでなく日焼け止めを併用するのがより効果的です!

(気象庁のデータでは、地面からの照り返しは、アスファルトで10%、砂浜では最大25%にもなると発表されています。)

日傘の素材について

日傘の素材には大きく分けると「天然素材」のものと、「ポリエステル製」のものがあります。

天然素材のものには綿や麻、絹などがあり見た目も涼しそうで軽い質感が心地よいですが、繊維が劣化しやすく長持ちしにくいというデメリットがあります。

紫外線に強く長持ちしやすいのはポリエステル素材の日傘です。

また、生地が薄いレースなどの日傘は見た目が涼しそうで良いですが、紫外線防止目的で選ぶ場合は避けた方が良いです。

日傘の効果による温度差と色や素材による違いや選び方まとめ

日傘の効果で温度を下げることができるため、暑さ(熱中症)対策には有効です。

ただ、日傘を選ぶ際は日焼けやシミの防止など紫外線対策の目的なのか、暑さを緩和して熱中症対策の目的なのかによって、注目するポイントが変わってきます。

暑さ(熱中症)対策なら遮光率、紫外線防止目的ならUVカット率を見て選ぶようにするのがおすすめです。

また、上からの光線だけでなく、下からの照り返しの対策もお忘れなく(*´▽`*)

個人的には生地そのものも暑くならず、照り返しの紫外線も防ぐことができので、外側は白色やシルバーなど明るいイメージで、内側は黒や紺などの色でしっかりと紫外線対策ができる日傘がおすすめです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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